卵型キャンドルというと、専用のキャンドル型を使わないとできないと思ってませんか?
ネットのハンドメイド関係のブログや、YouTubeのハンドメイドチャンネルで、卵の殻を使った作り方が紹介されていたので作ってみました。
事前準備が必要
家にあるもの、といえどキャンドル作成用の卵の殻は、事前に中身を出して乾燥させておく必要があります。
卵の殻は上を目打ちや果物ナイフの先端などとがったもので小さく割れ目を入れ、ある程度割ったら中身をお皿やボウルなどに出しましょう。
一気にすんなり出ないかもしれませんが、焦って割れ目を大きくしすぎるときちんとした卵型にならないことがあるので注意してくださいね。
卵の中身はそのまま料理に使えるので、料理前にやると中身の処理に困りませんよ!
中身のなくなった卵の殻は、軽く水洗いして干しておきます。
ロウは市販のろうそくを溶かしたものでもOK!
ネットで調べるとキャンドルづくり用にパラフィンやソイ、ミツロウなどさまざまなロウが販売されていますよね。
でも作る数が少なければ通販だとロウの量がかなり多いと感じる人もいるでしょう。
そんなときは100均やイケアなどで販売しているろうそくを、湯煎で溶かしたものでもOK!
芯が綺麗な状態で取り除くことができれば、そのままキャンドル作りに再利用することもできます。
自分でアロマオイルをプラスしてアロマキャンドルも作れるけど、最初からフレグランスのついたロウも販売している所があります。
殻が乾いたらキャンドルの芯を入れる
卵の殻が乾いたら、底に目打ちでろうそくの芯を入れる穴をあけていきます。
ここでも穴の大きさが重要で、大きくしすぎるとロウを流し入れたときに、芯と穴の隙間からロウが流れてしまいます。
芯を入れたら、ロウが流れないようにセロハンテープなどで底にフタをしましょう。
今回は金座のついたキャンドル用の芯を使っているので、底に穴をあけてません。
穴をあけずに芯を上から入れる方もいますが、ロウを流し入れたときに中で曲がってしまうことがあるので、個人的にはあまりおすすめできないかな。
殻の中にロウを入れる
ロウに芯を固定したら、ロウを流し入れます。
今回は以前作って半端に余っていたロウを砕いたものも使用しました。
こんな感じですケッパーでガシガシ砕いていきます。
ちょっとぼやけてしまいましたが(汗)
溶けたロウを流し入れるとこんな感じになります。
ロウを溶かすときは湯銭で!
ロウを溶かすときは、高温になりすぎないよう湯煎で溶かすのが基本です。
何故ならロウを溶かしていて高温になりすぎると、発火し火災になってしまうことがあるんです!
都市ガスなどを使用している場合は、温度調整ができないため絶対に湯煎で行いましょう。
温度調整のできるIHヒーターやホットプレートの場合、そのまま鍋を火にかけることもできますが、個人的には防災的なことも考えてやっぱり時間がかかっても、湯煎が一番安全じゃないかと思います。
高温になるので火傷には注意しましょう!
ロウを流し入れるときは動かないよう殻を固定する
ロウを流し入れるときは、殻が倒れないよう固定してくださいね。
私は卵の入っていたケースをそのまま使用して、殻を固定しましたが、人によっては粘土を土台にして固定していることもあります。
砕いたロウを入れたものも、湯煎で溶かしたロウを流しているので中身をしっかりと固める必要があります。
砕いたロウを入れるときは、芯が中心に来るようバランスよく入れるのがポイント。
砕いたものをある程度入れ終わったら、溶かしたロウを流し入れて固まるのを待ちます。
芯の位置に注意!
これも画像ちょっとぼけてしまってますが(汗
ろうそくの芯って、きちんと真っすぐな状態で中心にないと途中で火が消えてしまうので、固まるまで芯が歪んだり斜めにならないよう、割りばしなどを使って芯を固定します。
固定したら固まるまで放置しておけばいいんですが、時間は室温などにもよるかと。
私は2~3時間放置しました。
固まったら殻をむいていく
しっかりと中身が固まったら、殻をむいていきます。
生卵のように剥くことがなかなかできないので、私はロウを流しいれた場所から殻をむいていきました。
しかし……。
画像のように1個だけ底が取れないものが(汗
これ何が原因なんだろう?と思ったんですが、思い当たるのは「卵の殻の薄皮」。
作り方を調べていたときに、「殻をむいた時に薄皮がついていたら、削り落としてください」というものを見かけたので、薄皮がないほうがいいのかと思って取り除いてたんですよね……。
逆に薄皮がない状態だと殻が向きにくくなる可能性が高いかも?
殻をむかないであえて殻付きで使っても面白いかなとも思いました。