日本ではあまり知られていないようなのですが、Amazonで手作りキットで面白いものがないか探しているときに発見しました。
プリントされた粘着シートに指定された色の専用ビーズを載せていくだけで、綺麗なダイヤモンド刺繍が出来上がります。
小さいサイズなら3~4時間もあればできますが、今回作成した作品のように全面に貼り付けるのでないのであれば、サイズにもよりますが4~5時間もあれば作成可能ですよ。
※2020年5月8日加筆
ダイヤモンド刺繍(ダイヤモンドアート)のキット
Amazonでハンドメイドのキット何かよいものないか探していたところに見つけたのがこれ。

Amazonで売り切れているので完成画像お見せできませんが……。
上の画像のようにシートの一部分のみに張り付けるタイプのものだけでなく、こちらの画像のように全面に貼り付けるタイプのものがあります。
布?っぽいものにイラストがドットでプリントされているんです。そして右下に、ドットの色ごとの番号がついています。

そしてこの色の場所に指定された番号と同じ番号の半円状にカットされたビーズを貼っていくんですが、このビーズの角がダイヤモンドのようにカットされていることからダイヤモンド刺繍やダイヤモンドアートという名前が付いたようですね。
ビーズは色ごとにパッケージ分けされている

ダイヤモンド刺繍キットは画像のような感じで、色ごとにビーズが分けられていてパッケージに番号が書かれています。
基本的に付属のペンにノリを付けてひとつずつ取って、イラストに記載されている番号のところに同じ番号のビーズを乗せていくだけ。キットで購入すると、作業中にビーズがバラバラにならないよう小さな容器と、ビーズを取るためのペン、そしてペン先につけるノリがついてきます。

イラストや色番号のプリントされた用紙には、あらかじめノリがついているのでいちいちノリを付ける必要もなく、本当にビーズを乗せていくだけという単純作業。シートのノリが付いている部分は透明フィルムで保護されているので、作業するときに少しずつ剥がして専用ビーズを張り付けていきます。
ビーズの形状は丸と四角の2タイプある
私が最初に購入したダイヤモンド刺繍(ダイヤモンドアート)のキットは、ビーズが丸いタイプのものでしたが、その後購入したキットで色数が多いものでビーズが四角タイプのものがありました。
丸いタイプのものは四隅に空白があることで多少枠内での位置がずれても穴埋め的な貼り方をしてもすんなりはまることが多かったのですが、四角タイプは四隅までしっかり埋まってしまうため、なるべく真っすぐに貼らないと後からピンポイントで1つだけ貼り込むときに、周辺の曲がりを直さないと貼りにくいことが多いような気がします。
真っすぐ貼り込みしていてもシートの粘着力が弱いと四角タイプは浮きが気になることも多いよううな?
ダイヤモンド刺繍(ダイヤモンドアート)作品を作るときにあると便利なアイテム!
なくてはならないというわけではないのですが、作業時にあると便利なアイテムがいくつかあります。特にローラーは、しっかり貼りつけているつもりでも、最後に見直してみると後からひとつだけ穴埋めで入れたビーズが浮いていることがあるので、使用することをオススメします!
真っすぐ奇麗にビーズを貼り込むアイテム!
ステンレス鋼定規 5D ダイヤモンド絵画専用 描画ツール ステンレス ダイヤモンド刺繍 メッシュ定規
こちらの定規、メッシュ状になっていてビーズを綺麗に真っすぐ貼りつけやすくなります。ダイヤモンド刺繍(ダイヤモンドアート)のキットとは別で販売されています。そのため個別で購入する必要がありますが、フリーハンドだとどうしても貼り込みするときに奇麗にできない、という人にオススメ!
ダイヤモンド5D絵画ツール 塗装キット 塗装ローラー プラスチック製 5点セット
こちらのローラーやプラスチックのハケは、一度貼りつけたビーズが浮いてこないようしっかりと貼りつけるために使用します。こちらもダイヤモンド刺繍(ダイヤモンドアート)キットとは別売り商品。ローラー単体で販売されていることもあれば、ペンやビーズ収納ケースなどと一緒に作成ツールセットとして販売されていることも。
作品の仕上げ時や作業時のビーズの浮きが気になるときに、上からローラーで押さえつけることでしっかりとビーズを貼りつけることができますよ!
注意したほうがいい点
乾燥するとビーズを貼り込む部分のノリの粘着力が弱くなるので、作業する部分だけ保護フィルム剥がして作業していかないとゴミがついたり、ノリが乾いてしまうなどということがありそうです。
そして作業中にこれからしようするビーズぶちまけないようにしないと、最後になって足りないとか出てきそう……。
そして一番気を付けたいのが「番号間違い」。
「E]と「F」や「L」と「I」、「O」と「Q」、「6」と「8」「9」など、パッと見で見間違えやすい番号が使われていることが多いので、貼り込み時は注意してください。
文字が小さいので結構見間違えしやすく、私も作業時に一度別番号貼りつけてしまって一度少し剥がして作業し直ししたことがありました……。
キットの絵柄やサイズは豊富なので自分の好みで選んで!
私が今回頼んだのは、40cmくらいのものですが、大きいものだと1mくらいのサイズの物とかもたくさんあるみたいですよー。
Fipart DIYクロスステッチキットダイヤモンド絵画,インテリア クリスマス プレゼント ホーム レストラン 装飾 クリスタル ラインストーン,ライオン(35x35cm)
ヨーロピアンスタイル5Dダイヤモンド絵画アニマル柄手作りクロスステッチホールベッドルームエントランスポーチ垂直刺繍絵画,70*125cm
因みに今回の作品の出来上がりに関してはこちらのページで確認できます!

ダイヤモンド刺繍(ダイヤモンドアート)のキットは海外発送のものが多い
ちなみに今回購入したキット、販売元が中国でびっくり。海外からの発送だったので手元に届くまで時間がかかるかと思ったんですが、1週間もかからなかったような……。
取扱い業者の詳細を見てみるとやっぱり中国の業者……。
中国から個人で商品を直接購入するのが心配という人は、Yahoo!ショッピングや楽天、メルカリなどで輸入販売している個人や、中間に日本の業者が入っているショップ経由で購入するのがいいかも。でも個人的にそういうショップって絵柄があまり好みのものを置いていないことも多いんですよね……。
中国の業者だから悪いというわけではない?
中国の商品というと「安かろう悪かろう」「粗悪品」なんてイメージを持っている人多いんじゃないでしょうか。また「中国の業者はいい加減」「トラブルが多そう」なんてイメージもよく聞きますよね。
正直、私も自分でAmazon経由で中国の業者からダイヤモンド刺繍(ダイヤモンドアート)のキットを購入するまではそう思っていた部分があります。
でも実際に利用してみると、意外にスムーズにやり取りができますしAmazon経由だと商品発送時にトラッキング番号を教えてもらうことで追跡もしっかりできます。日本でも対応が最悪な業者はいろいろいますし、結局は業者の当たりはずれ的なものなんだろうなと思います。
1回だけ、商品購入時に何の連絡もなく一方的にキャンセルされたこともありますが、こちらが荷物追跡する前に「商品が輸送中に紛失されたようだから商品再発送しますか?」と連絡をくれた業者もありました(もちろん追加料金なし)。
税関でのチェックなどの関係で梱包が軽度ということはありますが、ダイヤモンド刺繍(ダイヤモンドアート)キットのパーツが足りないといったこともありませんでした。
たまーに著作権やばそうなキットもある
Amazonや楽天などでダイヤモンド刺繍のキットを調べていると、たまーに「これ著作権大丈夫?」って思えるものもちらほらあります。明らかにアニメや漫画、某著作権に関してかなり厳しいキャラクターのダイヤモンド刺繍キット販売しているところあるんですよね……。
あとオリジナルのダイヤモンド刺繍キット作成依頼受けます系も、割と著作権やばそうなところが。以前ショップオーナーがブログで「うちは著作権ぎりぎりの所でやってます」「生放送したら著作権ってうるさい」とか言ってるのを見たことがあるので、多分許可取らないで作成している可能性もあるんじゃないかと思うのですよ…。
なのでキャラものに関しては購入時ちょっと注意したほうがいいのかなと思います。